がん・医療保険は定期的に見直しを

NHKニュースにこんな記事がありました。

NHKニュース がん 医療費が払えない 保険金が出ない 経験者が語る落とし穴
12年前に医療保険を契約した方が、保険加入から3年後にステージ1の乳がんと診断され、がん診断一時金として500万と、手術・放射線治療の給付金が支払われ、保険金はその後9年間の生活費に充てることができたといいます。
しかし、昨年末に乳がんの骨への転移がわかり、従来の抗がん剤よりも多く使われるようになってきたという「分子標的薬」という薬で投薬治療をすることになり、薬代だけで月8万円ほどかかることがわかったそうです。(中外製薬ホームページより分子標的薬とは?)
そこで再び保険会社へ連絡しましたが、今度はがんの通院治療の補償に入っていない契約だったため、保険金支払いの対象外となったということです・・・。保険加入をした当時は、がん治療といえば入院手術でしたが、今では通院しながらがん治療をするのが主流となっています。
現在ご加入中のがん・医療保険は、医療技術の進歩や時代に合った補償内容か、いざという時に十分な補償を受けられるか、定期的に見直すことが大切なんです!
医療保険には日額補償型と実費補償型があります
現在ご加入の医療保険のタイプをご存知でしょうか?医療保険には、日額補償型と実費補償型があります。
日額補償型の医療保険は、入院1日につき〇〇円というふうに支払われます。終身タイプだと保険料が上がらず、補償が生涯続きますが、補償内容が変わらないので、最新の医療事情や世の中の流れに対応できない場合があるんです。
実費補償型の医療保険は、入院中の自己負担額や諸費用に備えます。近年の医療技術の進歩により入院日数が短期化しており、さらに技術の高度化などで入院にかかる自己負担額は増加しています。入院の際の実際にかかった費用、つまり自己負担額が補償される実費タイプのほうが、近年の医療事情の変化に対応でき、万一の入院でも安心といえます。
私たちが大切なお客様へご案内する際は、「実費補償型」の医療保険をおすすめいたします!
また、「先進医療特約」が付帯されているかも重要です。先進医療は公的医療保険の適用外であり、高額療養費制度も先進医療に関わる部分では適用外です。がん治療の先進医療は費用が高額のため、いざという時の備えとして先進医療特約は重要となります。
ご加入中の医療保険のことでわからないことや、見直したい内容があればどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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