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台風への備えは万全ですか?

これから台風シーズンに入り、ニュースで台風情報を目にすることが多くなってきます。8/25現在、台風8号が沖縄本島や奄美大島付近を北上しており、沖縄から九州にかけて強風、高波、大雨に注意が必要となっています。この台風8号ですが、朝鮮半島付近で史上最強クラスまでに発達し上陸する可能性があるそうです。

昨年東日本を襲った台風19号は、最強クラスの台風で甚大な被害がもたらされました。今年も台風19号のような規模の台風が日本列島に上陸する可能性があります。台風への備えは十分にできているかどうか、今一度確認しましょう!

ハザードマップをチェックしましょう!

台風が接近している数日前に必ずハザードマップを確認しましょう!国土交通省のハザードマップポータルサイト等で自分の住んでいる地域にどのようなリスクがあるか確認できます。台風接近中に確認するのでは遅いので、必ず事前に確認しておきましょう。

昨年の台風19号では水害や土砂災害で79名が亡くなりました。そのうちハザードマップで「危険」となっている場所で亡くなった方は52名でした。残りの27名は危険地帯以外で亡くなっています。自分の住んでいる地域が災害で危険となっているかハザードマップで確認しておくことで、リスク回避に繋がります。

「自治体名 ハザードマップ」で検索すると、自治体がまとめているサイトが出てきます。大阪府大東市だと、大東市総合防災マップについてというサイトがあります。避難場所一覧や緊急ダイヤルなどがまとめられているので、必要なものだけ事前に印刷しておきましょう。印刷しておくとアクセス集中などで見られないということがなく安心です。

大阪府大東市の避難場所一覧まとめ

食料と水は最低3日分準備しましょう!

食料と水は最低3日分、小さなお子様がいる場合は調理のいらない離乳食や液体ミルクを準備しておきましょう!

たとえば水は1人あたり1日1リットルとして、3日分だと3リットル必要です。また、常温保存できる野菜ジュースなどを常備しておくのもいいと言われています。
食料は缶詰などそのまま食べられて、たんぱく質を補えるものを用意しましょう。

せっかく備蓄用として買っても、いざ使うときに消費期限が切れていては意味がないので、管理はしっかりするようにしましょう。

日常的に備蓄用食品を消費し、足りなくなった分を買い足すという、ローリングストックという備蓄方法が、ムダなく食品を備蓄できる方法だと言われています。実践してみましょう!

防災グッズがそろっているかチェックしましょう!

阪神淡路大震災のとき、避難生活で役に立ったグッズが以下の通りです。

  1. 懐中電灯
  2. 食料品
  3. ラップ
  4. ビニール袋
  5. 小型ラジオ

ラップは食器の上に敷いて使えば洗い物がなくて済みますし、清潔に食べることができます。また包帯のかわりに使ったり、新聞紙とラップを巻いて腹巻として使うと防寒対策にもなるようです。多方面で使えるラップを防災グッズの中に入れるようにしましょう!

台風接近前は最新情報にアンテナを張りましょう!

テレビや防災アプリなどで気象庁や自治体が出す最新の情報を常に確認しましょう!防災アプリはYahoo!の防災速報NHKのニュース・防災アプリなどがあります。自分の住んでいる地域に設定し、必要な情報が入ってくるように設定しておきましょう。

「避難勧告」が出たら避難のタイミングです。まだ大丈夫と思わずに、速やかに事前に確認している避難場所へ避難するようにしましょう。

高齢者の方などがいる場合は、「避難準備・高齢者等避難開始」が出たら速やかに避難しましょう。

台風最接近中は命を守る行動をしましょう!

避難するほうが危険な夜、自宅にいる場合は2階以上にいるようにしましょう。台風19号では水害で亡くなったのは21名で、そのうち12名が1階にいたことがわかっています。2階以上にいれば助かっていた可能性があります。

台風最接近中の外は非常に危険なので、絶対に外に出ないようにしましょう。また、車での移動は危険なのでやめましょう。車で移動中に川に流されたり、道路の陥没に気付かずに落下して命を落とすということが多く起こっています。

近年の大型台風による被害は甚大です。大切な人を守るために、台風への備えを今のうちにしておきましょう!

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