建設業界の発展のために今すべきこととは!
建設業界の人手不足・・・
グラフを見ていただくと、2000年を境に全産業に比べ建設業の従業者は減少の一途である事が分かります。建設会社では、既に職人不足によって受注に支障をきたす様になっています。また人手不足が労働費の高騰につながり、工事にブレーキをかけるという悪循環に陥っています・・・。
グラフ参照(総務省:労働力調査より)
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若年層の人材確保に力を入れよう
現在の建設業界では、人手不足が深刻化しており、目の前の業務をこなすのにも人手が足りず困っている所が多いと思います。今後の発展のためにも、人材確保に力を入れなければならず、特に重視したいのは、若年層の人材です。若い人が建設業を敬遠している傾向も否定できないので、建設業界全体のイメージの改善を図らなければなりません。
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外国人労働者対策をしよう
外国人労働者は今後ほぼ確実に増えることから、上手に活用できるよう今のうちから準備しなければなりません。外国人労働者の活用の仕方次第で、上手くいく建設会社とそうでない建設会社で差が広がるものと予想されます。外国人労働者を雇うことを想定し、就業規則の改正や外国人労働者向けの福利厚生制度の創設などを行っておきましょう。
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ITについて今のうちから学んでおこう
ITを上手に活用できるかどうかで仕事の効率に大きな差が出てきます。建設業界でイメージの改善を図るには業務の効率化が必須です。比較的労働環境が良好な建設会社では、現場監督が施工管理アプリなどを使用して仕事をしています。中小企業でも、現場の工事完成をドローンで撮影し、元請業者などに説明している会社が増えているようです。導入し始めは使い方が分からず、かえって時間がかかることもあるかもしれません。しかし、アプリなどは使っているうちに効率的に活用できるようになっていきます。今のうちから導入を進めましょう。ITに弱い社員がいれば、会社でIT教育などを行うのもいいでしょう。なかなか時間的余裕がないかもしれませんが、今後の大幅な業務時間短縮に繋がります。