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静岡土砂崩れ 飼い猫が見つめた先から

先日の台風15号による記録的な大雨で、静岡県では9月23日夜から24日朝にかけて、広範囲が浸水、住宅の損壊などの大きな被害を受けました。死者が2名、行方不明者が1名となっていて、警察による捜索活動が継続されています。

静岡県内では断水も相次いで発生し、静岡市清水区では最大63,000戸に断水が発生しました。その他の市でも断水が発生し、今月4日にようやく復旧見込のところや、まだ復旧見込未定のところもあり、被害が長期化しています。

奄美新聞社 「静岡県の現状知って」 鹿児島県・名瀬・伊藤さん 台風で豪雨、被害長期化
静岡県公式ホームページ 台風15号による被害への対応

飼い猫が教えた土砂崩れ

静岡県浜松市で24日午前1時頃起きた土砂崩れの様子がヤフーニュースにあがっていました。
飼いネコが教えてくれた土砂崩れ 午前1時、「後ずさり」した数分後に建物が押し流された 静岡記録的大雨

被災したご家族によると、24日午前1時頃、飼い猫が一点を見つめて後ずさりをしているのに気付いたといいます。その後母屋に流れ込む黒い水を察知し、ご家族4人は離れの2階に避難されたそうです。

その数分後、大きな音とともに土砂が建物内に流入し、離れ全体が10メートルほど押し流されたといいます。ご家族は斜面の反対側にいたので無事でしたが、九死に一生だったと話しています。大雨の影響により電気、水道、電話は寸断され、一時集落は孤立したということです。食料やプロパンガスなどの救援物資はヘリコプターで運ばれたそうです。

この記事の記者は被災した家のご家族の方で、「被災者になることの痛みを改めて思い知った」とかいています。台風や地震など、多くの災害に見舞われる日本ですが、うちの地域は大丈夫だと危機感を持てない人はいます。災害の恐ろしさ、被災者のつらさは当事者にならないと本当の理解はできないかもしれませんが、他人事ではなく自分事として受け止め、自分の大切な人を守るためにできる備えをしましょう。

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