まん延防止等重点措置とは?
4月に入っても新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、大阪などの地域で「まん延等重点措置」が適用されています。
まん延防止等重点措置とは
①緊急事態宣言が出される前段階
まん延防止等重点措置が発出されるのは、「ステージ3」の感染急増相当の時です。感染拡大のおそれや、医療の提供に支障が生じるおそれがある段階です。都道府県知事が市区町村など特定の地域に細かく発出します。
②緊急事態宣言との違い
まん延防止等重点措置
対象:知事が指定する都道府県の地域
適用の目安:ステージ3相当(感染急増)
要請・命令:時短のみ
罰則:20万円以下の過料
緊急事態宣言
対象:都道府県
適用の目安:ステージ4相当(感染爆発)
要請・命令:時短・休業
罰則:30万円以下の過料
まん延防止等重点措置で、飲食店などの店舗や施設に対してできる要請は以下の通りです。
・従業員への検査の推奨
・入場者の整理
・発熱者の入場禁止
・手指の消毒設備の設置
・事業を行う場所の消毒
・会話等の飛沫による感染の防止に効果のある措置
・入場者へ感染防止のための措置の周知、それを行わない人の入場禁止など
③適用されるとどうなる?
- 日中含む不要不急の外出自粛(特に夜20時以降)
- 不要不急の都道府県間の移動は極力控える
- 飲食店20時までの時短営業(お酒の提供は11時~19時まで)
- カラオケ設備の利用自粛
- 都道府県全体でのイベントの人数制限など
まん延防止等重点措置の適用地域
まん延防止等重点措置の対象地域は、現在6都道府県に拡大されています。
大阪市、仙台市、兵庫県4市:4月5日~5月5日
東京23区と6市:4月12日~5月11日
京都市、沖縄県9市:4月12日~5月5日
適用地域以外でも、感染の状況を踏まえてまん延防止等重点措置を要請するか検討されています。
東京オリンピック開催まで100日を切っていますが、感染拡大が止まらない状況が続いています。
今一度外出する際の感染予防対策の徹底を!自分の行動を振り返り、念には念を入れましょう。
やらないよりはやりすぎなくらいがいいと思います。
大阪では日々最多の感染者が更新されていますが、まん延防止等重点措置の期間が終わる5月5日頃には、今よりも状況が落ち着くように、今、感染リスクを最小限に抑える行動をしましょう!
この記事へのコメントはありません。