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1年の締めくくり!よいお年をお迎えください✨

今年も早いものでもう終わりますね。今年も1年ほんとうに有難う御座いました!来年も情報提供、株式会社Axisのセミナー情報など、更新してまいりますので宜しくお願いします!

良い新年を迎えるため、本日はお正月にやって来る「年神様」と、お正月飾りについてのお話を簡単にさせていただきます。

お正月=年神様をお迎えする行事

毎年お正月には各家に年神様がやって来ます。地方によって、お歳徳(とんど)さん、正月様、恵方神、大年神(大歳神)、年殿、トシドン、年爺さん、若年さんなど様々な呼び方があります。年神様は新年の幸せをもたらすため、高い山から降りて来ると言われています。また、年神様は家を守ってくれる祖先の霊として祀る地方もあります。

現在でも残っているお正月飾りは、元々は年神様を迎えるためのものです。門松は年神様が来訪するための依り代(神霊がよりつくもの)、おせち料理は年神様へのおもてなしのごちそう、お年玉は年神様の御魂を分け与えるという意味など、お正月に用意されるものはほぼ年神様に関連しています。

ちなみに、お正月などの祝い事の場でよく出てくる祝い箸(いわいばし)は、真ん中が太く、両端が細くなっていますが、両方で食べられるという意味ではなく、片方は自分で食べるのに使い、もう片方は神様が食べるのに使う、とされています。

祝い箸

お正月飾り「鏡餅」の意味

お正月飾りに欠かせないものは「鏡餅」ですよね!どこにでも売っていますし飾りやすいので多くのご家庭で飾られているところも多いと思いますが、鏡餅に込められた意味をご存知でしょうか。鏡が付いているわけでもないのになぜ鏡餅というのか、どこに飾るのがいいのか、簡単にまとめてみました。

鏡餅とは?

鏡餅とは、丸い大小の2つのお餅を重ねたもので、上に橙(だいだい)を乗せた伝統的な飾りです。年神様が家に来る時の依り代、また、年神様へのお供え物として鏡餅を飾るのが慣わしです。

なぜ「鏡」なのかですが、お餅の丸い形が「三種の神器」と呼ばれる円鏡に似ていたこと、また、 日本では古来より鏡には魂が宿るもの、神聖なものとされてきたことから、丸いお餅を鏡に見立てて飾ることで、新年をお祝いするようになったと言われています。大小2つのお餅を重ねるのは、円満に年を重ねるという意味が込められていると言われています。

また、お餅の原料となる「お米」は特に昔は大変貴重なものでした。お米を無事に収穫できるかどうかが、生命にも関わる大切なことだったため、その貴重なお米をついて作ったお餅を供えることで、収穫への感謝、来年の豊作の願いを込めて飾られてきました。

鏡餅を飾る場所とタイミング

鏡餅を飾る場所は

  • 一番大きくて立派な鏡餅・・・床の間、玄関先
  • 少し小さい鏡餅・・・仏壇や神棚
  • 小さい鏡餅・・・台所や家族の部屋など大事な場所

一般的にはこのように言われています。床の間がない場合はお茶の間やダイニングに飾りましょう。

鏡餅を飾るタイミングは、お正月の準備を始める12月13日以降ならいつでも良いとされていますが、最近では末広がりが縁起の良い「八」から、12月28日が最適だと言われています。しかし明確なルールはありません。

鏡開き

飾り終えたお餅はお雑煮やお汁粉などにして食べますが、そのことを鏡開きといいます。鏡開きは家族の無病息災を願う行事ですが、元々はお正月を終えて区切りを付けて仕事を始める日でした。

鏡開きを行う日は一般的には1月11日とされていますが、 関東と関西で違いがあります。例えば京都では1月4日、主に関西地方では1月15日、1月20日とする地域などがあります。

鏡開きは三代将軍・徳川家光が定着させたと言われています。昔は1月20日に鏡開きが行われていたのですが、家光が1月20日に亡くなったため、1月11日に変更したことが現在まで伝わっていると考えられています。

昔々から様々な願いを込めて飾られてきた鏡餅。鏡餅は食べることで、神様の力をいただいて一年の無病息災を願うものですので、大切に、美味しくいただきたいですね!

参考:鏡餅Wikipedia年神Wikipedia

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