2023年7月3日以降に発行される新たな車検ステッカー（検査標章）から、貼り付け位置が変更になります！

無車検運行の防止策として、これまでの「前方から見やすい位置」から、「前方かつ運転席から見やすい位置」に変更されます。

7月以降の新しいステッカー貼り付け位置としては、「運転者席側の」上部で、車両の中心から可能な限り「遠い」位置とされています。

運転者席側上部にあることで少し邪魔に感じるのではないかと思ってしまいますが、、ドライバーが常に確認できる位置に貼ることで、車検の受け忘れを未然に防ぐといった目的があるそうです。例外として運転中の視界を妨げる場合は、「妨げない前方かつ運転席から見やすい位置」でも問題ないということです。

2023年7月3日以降に発行される新たな車検ステッカーが対象なので、すでに貼り付けしている車検ステッカーの位置を変更する必要はありませんが、7月3日以降発行の車検ステッカーを指定の位置に貼り付けしなかった場合、道路運送車両法第66条に違反することになり、50万円以下の罰金が科される可能性があるため注意が必要です！

ここで改めてステッカーの様式についてですが、表面には自動車検査証の有効期限の満了する年月を表しています。

上の画像のステッカーの読み方は「令和5年7月」となります。ちなみに下の小さい数字が年ですが、年によって配置が右左と変わります。

裏面には自動車検査証の有効期間の満了する年月日が表示されています。

ステッカーのデザインも度々見やすいように変わっているようですね。自動車検査証も2023年1月4日から電子化され、必要最小限の記載事項を除いて自動車検査証情報はICタグに記録されるようになりました。近年変化することが多いですが、これからも様々なところにアンテナをはり、情報発信できるよう努めます！

参考
国土交通省　検査標章貼り付け位置変更
電子車検証特設サイト　自動車所有者・使用者の方へ
自動車検査登録総合ポータルサイト
一般社団法人日本自動車会議所　国交省、車検ステッカー貼付位置変更　７月施行、ユーザーへ周知徹底