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米不足いつまで?

全国的に米不足が問題になっています。スーパーに行っても米の棚はガラガラ、入荷待ちの状況で令和の米騒動という言葉がよぎりました・・・。これから期待されている新米についても、影響があるそうです。

米不足の原因

米不足の原因として考えられているのは、昨年の記録的な暑さです。昨年の猛暑により米が満足に育たなかった、暑さで米が焼けて茶色い米になり売れない、という原因があるようです。また、訪日外国人の増加により、米の外食需要が拡大していることも原因のひとつと考えられています。

2022年産の米と2023年産の米の取引価格を比べると、約14%も高値になっていて、この高値水準は約11年ぶりだということです。(全銘柄を平均した玄米60kgの価格で、同年同月比較したもの、参考ミヤネ屋記事 【独自解説】「主食をそうめんに…」深刻な米不足がもたらした“令和の米騒動” 米は高級品の時代へ?元経産官僚が指摘する『農水省の政策ミス』とは―より)

期待されている今年の新米ですが、暑さの影響で生育が早まり、例年より1週間ほど早い検査の日を迎えましたが、「高温障害」がみられるというのです。米の高温障害は心白粒(しんぱくりゅう)といい、種子が実る時期に気温が高すぎると起こり、でんぷんが十分に蓄積されないことでできた空気の隙間が粒にみられるものです。今年の新米はこのような白っぽいものがみられるとありました。

<JAとぴあ浜松 営農販売課鈴木一正係長>
「例年よりも生育は早く進んでいるので、今月下旬とかには出回ってくるかと思うんですが、選別して落とされてしまうものの比率が増える分、出回る量は減るのではないかと予想されます。去年以上に暑さがきてますのでなかなか厳しいんじゃないかという心配があります」

ヤフーニュース 静岡放送 「今年の分は2割近く値上がり」厳しい暑さ 新米にも影響か ”米不足”続くなか高温障害で出荷減も=静岡県

上のニュース記事によると、今月下旬には出回るのではないかとあります。今は本当にお米が出回ってなさすぎて入手困難レベルだと思います・・・。普通に買えるようになるまでは、主食を麺類に変えるなど代替案を考えないといけませんね!

新米のイラスト

米の品薄状態はいつまで?

農林水産省によると、例年8月は新米の本格的な出荷シーズンを前に、1年の中では米の在庫が最も少なくなる時期ではある、ということです。しかし、全国的に見れば必要な量は確保できているので、新米が流通するようになれば、一部の品薄状態も解消に向かうとみられるということなので、買いだめなどはせず、普段通りに買ってほしいとのことです。

参考 NHKニュース “米がない” 米不足はいつまで続く?

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