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今、夜間の地震の備えが必要です!

2月13日午後11時8分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が起き、福島と宮城では最大震度6強を観測しました。関東を中心に大きく揺れ、広い範囲で停電も発生しました。気象庁は今回の地震を東日本大震災の余震とみられると発表しました。東日本大震災から10年というタイミングで起きた大きな揺れでしたが、今後も今回のような大きな揺れが来る可能性があるということです。

超巨大地震の余震は10年以上続く

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、マグニチュード9.0の超巨大地震でした。地震調査委員会によると、マグニチュード9クラスの地震のあとは、10年以上余震が続くとされています。東日本大震災の余震活動も長期化していて、少なくともあと10年くらいは続くと予想しているとのことです。

2004年に発生したインドネシアのスマトラ島沖地震のマグニチュードは9.1で、発生からおよそ11年後の2016年3月にマグニチュード7.8の巨大地震が起きました。このように大震災の余震は10年以上にわたって続くことがわかります。東日本大震災から10年が経とうとしていますが、この先も大きな余震が起こる可能性があるので、十分な備えが必要です。

次の大地震が起こる確率とは?

東北から関東にかけての「日本海溝」沿いエリアで大地震が起こる確率が以下のように想定されています。

「今後30年以内にマグニチュード7から7.5程度の大地震が起きる確率」
・青森県東方沖および岩手県沖北部で90%程度以上
・宮城県沖で90%程度
・茨城県沖で80%程度

非常に高い確率が想定されています。

日本には活断層が2000もあります。

関西は活断層が重なっているエリアになっていることがわかります。関西は特に地震発生確率が高いといえます。3年前の大阪北部地震を思い出して、備えは万全にできているのか今一度確認しましょう。

夜間の地震の備えが必要です!

13日の地震は午後11時8分に発生しましたが、ここ5年に発生した「震度6強以上」の地震を見てみると、2019年の山形県沖地震、2018年の北海道胆振東部地震、2016年の熊本地震も夜の暗い時間帯に起きていました。

今、夜の地震への備えが必要になっています!ベッドのそばにこれだけは置いておくべきものをご紹介いたします。

  1. 懐中電灯
    停電して真っ暗な状態では何も見えずに身動きがとれません。スマートフォンのライト機能も使えますが、バッテリーは温存しておきたいので懐中電灯を用意しておきましょう。
  2. スリッパやサンダル
    暗がりで移動するときにガラスなどを踏んでケガをしないよう、厚底のスリッパやサンダルを用意しましょう。

  3. 笛はもしも家が崩れたり津波に巻き込まれたりした時に、救助を呼ぶのに役立ちます。

以上の3つは最低限用意しておきましょう。これらを夜の避難セットとして1つの袋に入れてベッドにくくりつけておくなど、いざという時に手探りでも取り出せるようにするのが良いとされています。

また、大きな地震の後は広い範囲で停電が起こることが多いので、防災グッズとして乾電池は多めに買っておきましょう。モバイルバッテリーは2,3回充電できる「大容量」のものを用意し、バッテリーの充電も忘れずに行ってください。

備えあれば憂いなしといいます。今のうちに万全な備えをしておきましょう!

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