はしか感染にご注意
2月19日、大阪府の10代男性のはしか感染が確認され、男性が利用した施設などが公表されました。

読売テレビニュース 【速報】大阪府で10代男性の「はしか」感染確認 発症前後の利用施設を公表し注意喚起より
2月14日と16日に不特定多数の利用者と接触したとして、利用した電車と時間が公表されています。上図のニュース内に記載の日時に、同じ施設を利用したという方は、3月9日までに発熱や発疹などの症状がないか、体調の変化にご注意ください。
今年に入ってからはしか感染が多数発生しています。19日までに確認されているはしか発生数は、大阪府で7例、全国で32例です。
令和2年~令和4年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、国内外の人の往来制限があったことから、はしかの発生は大きく減少していましたが、コロナ禍があけた令和5年以降、国外でのはしか流行にともない、国内で海外からのはしか輸入がみられ、海外渡航歴のないはしか患者も報告されています。
はしかは感染力の強いウイルスで、効く薬はありません!!感染を広げないことが何より重要なのです。
はしかの症状

はしかとは、麻しんウイルスに感染して発症する重篤な全身感染症のことで、発熱、全身の発しん、また、咳、鼻水、目の充血などが主な症状です。

38度以上の発熱、咳や鼻水などの気道症状、結膜炎(目の充血、めやに・涙)、口内の頬粘膜にできる白い斑点(コプリック斑)や全身の発疹が出現します。そして、下がりかけた熱がぶり返すころ、顔から赤い発疹が出始め、体全体に広がっていきます。通常7日~10日間程度で症状は徐々に回復しますが、肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。
はしかの感染経路
感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染します。感染力は非常に強く、新型コロナウイルスをはるかにしのぐと言われています。

免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
はしかに特効薬はなく、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療をおこないます。そのため、ワクチン接種が最も有効な予防法なのです。
はしかワクチン接種の優先順位
はしかにかからないため、流行をおさえるためには、ワクチンの2回接種が最も重要です。
日本小児科学会では、下記の方々が特に優先順位が高いとしています。(参考:国立成育医療研究センター はしか(麻しんウイルス感染症)にご注意ください!!)
・1歳児
・5歳以上7歳未満で、小学校入学前1年間の幼児
・2歳以上で未接種、未罹患の小児
・麻疹患者と空間を共有したり、同じ保育所・幼稚園・学校・塾・職場などで麻疹患者の発生があった未接種、未罹患、1回接種、接種歴罹患歴不明の人
・海外渡航前で未接種、未罹患、1回接種、接種歴罹患歴不明の人
お子様だけでなく、大人の方も、幼少期の予防接種記録を確認し、近くの医療機関での抗体価検査をご検討ください。特に妊婦の方は確認しておくと安心です!

参考:厚生労働省 麻しん(五類)
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター はしか(麻しんウイルス感染症)にご注意ください!!
