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熱中症に厳重警戒を!!!

各地で連日のように35℃以上の猛暑日が続いています。8月17日には静岡県浜松市で41.1℃という、日本の観測史上最高気温を更新しました。

この連日の猛暑で熱中症の疑いで搬送される人もたくさんいます。東京都内では18日の15時までに、100人もの人が病院に運ばれたというニュースがありました。この100人のうち70代以上の方が半数以上を占めていて、命の危険があるほど重症化している方もいるそうです。今一度、熱中症対策が十分に出来ているか確認し、熱中症に厳重に警戒しましょう!

マスク内の温度は+3℃に

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、様々な場所でマスクの着用が必要となっていますが、危険な暑さの中マスクをすると熱中症のリスクが高まります。マスクをしている状態としていない状態で、顔の温度はどれくらい違うのか?サーモグラフィーを使った実験では、マスク内の温度がマスクなしの場合よりも3℃高くなることがわかっています。

マスクをしていると呼吸がしにくくなり、呼吸の数が増えるので温度が上がります。屋外では人混みを避け、出来るだけマスクを外すようにしましょう。

どうしてもマスクを着用しないといけない場面では、正しく着用するようにしましょう。

マスクは素材別に使い分けを!

代表的なマスクの素材と特徴を以下に書き出します。

  1. 不織布・・・繊維を集めて固めたもの。隙間がない。
  2. 布・・・繊維を縦横に編んだもの。隙間が広い。
  3. ウレタン・・・発砲素材を使用したもの。隙間が広い。

不織布マスクは感染防止には効果的ですが、通気性と耐久性には欠けます。
ウレタンマスクは通気性が良く息苦しさは少ないですが、感染防止には欠けます。
布マスクは耐久性が強いので繰り返し洗って使えますが、感染防止には欠けます。

このようにマスクの素材によって効果が違うので、シチュエーションによって使い分けるのが賢い使い方であると言えます。

人が密集している場所(満員電車等)や人と近い距離で接する場面では、感染防止のために不織布マスクを着用しましょう。

体を動かす場合や炎天下での作業などは、ウレタンマスクをして熱中症予防をしましょう。不織布マスクよりは通気性が良く、汚れても繰り返し洗って使える布マスクもオススメです。

暑さ指数を確認しましょう

防ごう熱中症というNHKのサイトで、都道府県別に暑さ指数(熱中症指数)が確認できます。暑さ指数とは、気温とは別で人間が感じる熱を的確に表した数字で、熱中症予防に役立てるものです。

上の画像は本日8月19日の大阪府 大阪観測所を選択したものです。赤で危険の表示でした。日付が変わる時間になっても厳重警戒なので、気温が全く下がらない状態が続いていることがわかります。昼間だけでなく、夜になっても熱中症に注意が必要です。

三重県津市の小中学校では、「暑さ指数33以上で休校にする」という異例の対策をとっているそうです。翌日午前の暑さ指数予測が33以上で臨時休校、翌日午後の予測33以上で午前中授業のみ、と2学期再開に合わせて通知したとのことです。詳しくはこちらのニュースに記載があります。

この先も連日の猛暑が予想されています。感染予防もしっかりしつつ、熱中症で病院に運ばれないようにしましょう!


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