1. HOME
  2. ブログ
  3. 情報通信
  4. 10月1日から郵便料金が値上げへ

BLOG

ブログ

情報通信

10月1日から郵便料金が値上げへ

郵便料金が2024年10月1日(火)から現在の84円から110円に値上げされることになりました。政府は5月21日の関係閣僚会議で値上げを行う改正案を了承し、今月中にも省令の改正と日本郵便の届け出が行われるということです。

現在の定形郵便は、25gまでだと84円、50gまでだと94円と重さで料金がわかれていましたが、10月1日以降は重さの区分が統合され、「50gまで110円」となります。合わせて、通常はがきの料金は現在の63円から「85円」へ、レターパックや速達料金も値上げとなります。以下簡単にまとめましたので少しでも参考になれば幸いです。

主な郵便の料金(変更前後)

  • 定形郵便物 (変更前)現在25gまで84円、50gまで94円 →(変更後)50gまで110円
  • 定形外郵便物規格内※ (変更前)50g以内120円 →(変更後)50g以内140円
  • 定形外郵便物規格内※ (変更前)100g以内140円 →(変更後)100g以内180円
  • レターパックプラス (変更前)520円 →(変更後)600円
  • レターパックライト (変更前)370円 →(変更後)430円
  • 通常はがき (変更前)63円 →(変更後)85円
  • 速達料金(250g以内) (変更前)260円 →(変更後)300円
  • 特定記録郵便 (変更前)160円 →(変更後)210円

一般書留および現金書留は480円、簡易書留は350円で変わりはありません。
※規格内とは、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量は1kg以内です。

郵便局の職員のイラスト

新切手は9月2日から販売へ

値上げ後の郵便料金や差額に対応した郵便切手、郵便はがきが2024年9月2日(月)から販売されます。主な新料額の普通切手は以下の通りです。

  • 通常はがき切手 85円
  • 定形切手(50g以内) 110円
  • 定形外・規格内切手(100g以内) 180円
  • 速達切手(250g以内) 300円

差額分に対応した切手は以下の通りです。

  • 定形郵便(25gまで)84円→110円の差額26円切手
  • 定形郵便(50gまで)94円→110円の差額16円切手
  • 通常はがき63円→85円の差額22円切手
  • 速達(250g以内)260円→300円の差額40円切手

便利なレターパックですが、旧料額の分は差額分の郵便切手を貼って利用することができるということです。

総務省の試算によれば、10月の値上げで郵便事業の収支は来年度にいったん67億円の黒字に転じるものの、次年度には再び400億円の赤字になり、2028年度には1232億円まで赤字が拡大するとしているそうです。このため、総務省は最小限の値上げ幅で短期間に再度値上げすることも念頭に検討するとしているとのことです。(NHKニュース 手紙の郵便料金 ことし10月に84円から110円に値上げへ

世の中のもの全てが値上げしていますね。物価上昇と値上げラッシュですが、どの業種も苦難のすえの決断だとは思います。心にはできる限りゆとりをもちたいものです。

参考:日本郵便株式会社Webサイト 2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

カテゴリー