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子供にどんなスポーツをさせたらいいかお悩みの親御さんへ

野球少年の写真です

子供とスポーツ

子供が幼稚園から小学校に上がり、休日家でゴロゴロしてるだけなら何かスポーツをさせたい!と思っている親御さんは多いはずです。スポーツをして身体を動かすことで、身体はもちろん心も健康になるので、子供にスポーツをさせることはとてもオススメです。しかし、スポーツと言ってもたくさんあるので、どのスポーツが向いているのか悩んでしまうと思います。

ホームランを打って喜んでいる少年のいらすと

野球、サッカー、ラグビー、テニス、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、柔道、相撲、卓球、スキー、ゴルフ、陸上など・・・この他にもたくさんあると思いますが、出来れば活躍出来るようなスポーツをさせてやりたいと思うのは、どこの親も一緒ではないでしょうか?

ラグビーをしている少年のいらすと

人は従来持っている潜在能力を5%~7%程しか活用出来ていないといいます。しかし、子供には無限の可能性があると思います。親の協力で我が子の潜在能力を少しでも引き出してあげたいものですよね。

私自身、子供が3人いてドタバタの子育てでしたが、そんな私の経験から子供とスポーツのお話をさせていただこうと思います。長女が水泳・バドミントン・バレーボール、長男と次男は小学1年から地元のスポーツ少年団に入り軟式野球をしていました。私が野球に携わっていた影響で、長男次男は野球を始めたのですが、それが私たち家族のドタバタ人生の始まりでした・・・!

野球を通しての
少々ハードな生活の話

お茶当番、グランド当番、放送係、日々の練習、練習試合、大会、スポーツ少年団の運動会、BBQ、クリスマス会、体験入部、卒団式、などなど・・・とにかくイベントが盛りだくさんで、朝早い時だと嫁は朝4時に弁当作りをしていたこともありました。長男の時はメンバーもそこそこ揃っていたので、大会で勝ち進み、遠征にもよく行きました。
そんな息子たちに夫婦2人で付き添っていたので、長女には少々寂しい思いをさせました。その申し訳なさがあり、今でもつい甘やかしてしまっております。しかし、ほったらかし状態にしていた長女がグレることなく育ってくれたことは、嫁の多大なサポートがあってこそだと思っております。

そのまま息子2人は中学でもボーイズリーグの同じチームに進み、更なるハード生活を送ることになったのです!

中学で入ったボーイズは関西でも指折りの全国大会出場常連の名門チーム!関西の大会出場は当たり前で、全国大会に出場する時には仕事をほったらかしで東京にも行きました。ハードな日々でしたが、その経験は子供たちはもちろん、私自身にもおいても貴重な経験でした。

指導者のチカラ

指示を出す野球のコーチのいらすと

子供が将来やりたいことがはっきりと決まっていれば、それをやらせてあげるのが一番ですが、なかなかやりたいことが子供のうちから決まっていることは少ないと思います。やはりその子供の力量を見て、潜在能力を発揮できるステージを親が設定してあげることが大切だと考えます!そのために重要になってくるのは、私の経験から申しますと、良い指導者に出会うことだと思います。

私が中学野球であるボーイズリーグに息子たちを入れることを決めた大きな要因は、指導者でした。なぜなら私自身が高校まで硬式野球に携わっていたので、私より劣る指導者しかいないチームには入れたくなかったのです。

私は現在52歳でPL学園のアイドル的存在だった桑田さん、清原さんの1つ下の学年です。当時大阪ではPLを倒さないと甲子園はない、と言われていたぐらいPL学園の黄金時代でした!そのPL学園といつも雌雄を決していた名門校の方々が指導されていたチームだったので、私は感動しながらこのチームに決めることにしました。少年野球チームの6年生の何人かでチーム見学に行きましたが、私たち家族以外は自転車で通える距離のチームに入り、息子だけが毎回送り迎えが必要な山の上にあるボーイズに入りました。

ボーイズの指導者の話は、これまで私が教わってきたことをことごとく覆されるようなことばかりでした!

たとえば、ボールを打つときです。私は小学生の野球のコーチとして指導していたので、よく「ボールをよく見て打つんやで!」と教えていました。しかし、そうではなく、ボールを見すぎず、ピッチャーの投げる手を見るようにと指導されていました。中学野球になると、3年生の身体の大きい子はほとんど大人と変わらない体型になります。そういう子が投げるボールはパワーもあるので、ボールを見すぎるとどうしても詰まってしまうためだということでした。家に帰って息子に謝りました💦また、ボールを捕る時は常に両手で捕るものだと教えていたのですが、片手で捕っていいということも新たに学びました。この他にも書ききれない程たくさんのことを教わりました。

ボールを投げるピッチャーのいらすと

やはり高いレベルでやってこられた方は違うなと強く感じました!ボーイズに決めて良かったと心から思いました。

私が思う、良いチームの選び方

私がオススメするチームは、今まで述べたように優秀な指導者がいるチームです。しかし、どうやって探せばいいのでしょうか?今は情報社会ですので、ネットで多くの情報を得られますし、周りの知り合いの方からの情報も入ってくるかと思います。私はやはり自分の目で見に行って決めるのが1番だと考えます!

同じ小学校の親御さんから、今入っているチームを勧められることが多いと思います。ここで注意していただきたいことがあります。それは、本当に貴方のお子様のためを思って誘ってくれているか、ということです。この誘いはよくあるパターンで、毎年6年生の親御さんに入部の声掛けをチームから依頼されているのです。繋がりもありますし、お世話になっているからということで誘いのまま加入するということは多いですが、それで本当に子供の将来は大丈夫なのでしょうか?もちろん子供の意思を尊重してあげることが1番です。迷われている方に、中学野球のクラブチームを決める際に参考にしてほしいことをいくつか挙げていきます。

  • 3学年別で練習ができているか!
    1年生の時にどれだけ練習ができるかで大きな違いが出ます!専用グランド有でも3学年同じ練習なら、1・2年生はほとんど3年生の手伝いで終わることもあります。
  • 専用グランドはあるか!
    専用グランドがないと、グランドを押さえるために父兄があちこちのグランド抽選に平日でも繰り出される可能性大です。練習量の不足にも繋がります。
  • スタッフの人数は多いか!
    監督・コーチだけでなく、代表・副代表・審判などがいるかどうか聞きましょう。
  • コーチ陣の野球経験はどうか!
    プロ、社会人、大学、過去の甲子園出場などが分かれば判断材料になります。同期や先輩後輩などが全国の学校の指導者となっておられるパターンがあり、進学先が豊富に選べる可能性があります。
  • 練習時間、練習量はどうなのか!
    土日祝のみの練習だと、なかなか厳しいものがあります。
  • チームをバックアップしてくれる企業や後援会などはあるか!
    これが意外と重要で、バックアップしてくれる企業などがあるチームは、費用的な面で月々の費用は割高ですが、年間トータルの出費は意外と抑えられるということがあるのです!
  • 両親が土日仕事の場合でも大丈夫なのか!
    両親がほとんど手伝いできない状況でも受け入れてもらえるかどうかも重要です。
  • 全国の高校への進学ルートがあるか!
    これが少ないチームが非常に多いです。やはり強いチームほど各校の監督やスカウトの方と繋がりが多いので、進学先にも影響がでます。

    他にも月の費用はもちろん、それにプラスでどれぐらいかかるかきちんと確認しておかないと入ってから大変なことになります。お茶当番があるかも確認しておいた方がいいでしょう!(かなり大変です💦)体験入部でやたらとちやほやされる場合も、ただ入ってほしいだけかもしれません。参考にしていただければ幸いです。

強豪・名門校へ進んだ息子と
家族の話

野球のバッドとグローブのいらすと

長男は香川県の強豪校、次男は青森県の名門校へ進みました。寮生活で、家庭への負担は増していきました!寮代、学費、部費等で毎月10万かかり、それに加えて小遣い、野球用品代、寄付、父母会費、遠征費などで家庭は火の車でした。長男と次男が3年生と1年生で被った年は、毎月20万以上の支払いでした!ここへ更に追い打ちをかけるように、私に父母代表の依頼がきました!これは断り切れず受けることになり、嫁へ大きな負担をかけてしまうことになりました・・・。

長男は香川なので、試合があれば日帰りで応援に行けないこともなかったですが、次男は青森でしたので、飛行機で行くのにも交通費がとんでもないことになります。伊丹から最寄りの三沢まで片道46,000円かかり、家から伊丹までの交通費、往復の交通費となると10万超えになります。ですので、少しでも交通費を抑えるため、マイカーで青森まで行きました!休憩を挟みながら片道14時間かかります・・・!燃料満タンで大阪を出て、途中で更に2回満タンにするので、往復で6回給油します。仙台で練習の時には青森滞在中に更に2回給油し、合計8回給油したこともありました。

土曜日に仙台で試合があると連絡が来たときは、嫁を半ば強引に誘い、金曜日の仕事終わり夜8時に大阪の家を出発し、ノンストップ10時間かけて移動し、2試合観戦、次男とも会話を交わす間もほとんどないまま、夕方5時に出発し大阪に深夜の3時に帰宅した、ということもありました💦💦0泊2日の弾丸ツアーとなり、嫁の大バッシングを受けました!2019年までに息子たちは地元の大阪に戻り、家から大学へ通い、ようやく家に平穏な日々が訪れた気がします。

寮生活を経て

寮生活は大変、野球は大変だし嫌だと思われた方もおられると思います。ここで私が伝えたいことは、大変な寮生活を経て成長した息子のことです。

長男の時も次男の時も、最終的に進路は親が決定しました。今思えばこうしてあげた方かよかったかな、なんて思うこともあります。当然、大阪から近いところで寮生活ができる甲子園常連校もありました。私自身、息子がプロなんて考えもしていませんでしたが、実際周りに甲子園出場している子がたくさんいたこと、また、強い中学クラブチームに入ったことでプロが近い存在になっていきました。息子たちと共に汗を流したチームのメンバーからも、プロ野球選手が出ています。この寮生活での経験は、息子たちにとって、社会に出てからも役に立つことが多いと確信しています。

長男が入寮の日の話です。長男は朝6時に友達に呼ばれたと近所の公園に行き、色々な話をして少々目に涙をためて帰ってきました。いよいよ出発時間となり自宅のマンションを下りると、1階のエントランスホールにはたくさんの同級生が見送りにきてくれていました。クラスの子はほぼ全員、他のクラスや違う学校の子まで集まってくれていました。マンションの管理人さん達は何事か驚いていましたが、長男が香川で寮生活をすると伝えると、赤ちゃんの頃から長男を知っている1人の方は涙目になって、見送ってくれました。車に乗り込む時にも皆から「頑張れ!」「レギュラーとれよ!」「甲子園出たら応援いくからな!」とあたたかい言葉をかけられ、私・嫁・長男はだだ泣きになってしまい、香川までの道のりが長かったことは言うまでもありません!

その長男が1年の冬休みに帰省した時のことです。久しぶりに帰った息子が朝起きて、嫁の入れた洗濯物をたたみだしたのです。私はビックリして何してんねん!と聞くと、寝ぼけた目で「あ、そうや家に帰ってきてたんやった」と言ったのです。息子は寮生活で、自分の洗濯物を毎日干してたたんでいるので、家でもついやってしまったようでした。成長を目の当たりにした瞬間でした!

次男の時は遠い遠い青森の寮でした。入寮の日はマンションに長男の時と同じような見送りがきてくれ、別れる時の次男の寂しそうな顔は私は一生忘れることはできません!長男と違って少々甘く育てた次男は、長男以上に辛い別れだったと思います。

そんな次男が帰省し、焼肉を食べに行った時のことです。車に乗り込み時に「お願いします!」焼肉を食べて帰るときに「ありがとう!」と大きな声で言ったのです。この瞬間、私も嫁も寮生活をさせて良かった、間違いではなかったと心から思いました!今までだったら当たり前のことだったことに、お願いします、ありがとう、と言うようになったことは、忘れることができない出来事です。
獅子がかわいい我が子を谷に落とすといいますが、この思いで私自身、息子たちを送り出し、成長して帰ってきてほしいと願っていたので、報われたような気がしました。

社会を生きていく上で
大切なこと

スポーツを通して社会で生きていく上で大切なことを学ぶことができます。子供に野球をさせている親御さんで、こんな方がいました。子供が野球を嫌になったら辞めさせます、と言って簡単に諦めさせる方です。私は大反対です。一概には言えませんが、色々な事情があるにせよ、家族で決めたことをそんな簡単に辞めさせていいの?と思ってしまいます。

これから先の人生、我慢しないといけないことだらけです。一度自分で決めたことを、簡単に辞めさせてしまっては子供のためにならないと思います。納得いかないこと、理不尽なこと、世の中にはたくさんあります。その度に嫌だから辞めていてはきりがありません。私はそんなことがあると、我慢しなくてはいけないことの対価として、お金をいただいていると考えています。すべて円満にいくことは少ないですから、我慢や上手く生きていくための訓練にもなるようなことは、ぜひ続けさせていくべきだと考えます!

子供に助言をするお父さんのいらすと

どんなスポーツでもいい!

何でもいいから何か集中できる自分の好きなことを取り組ませてあげてほしいです。インドアで出来ることもありますし、自分の子供に合ったスポーツをさせてあげるといいと思います。

スポーツをさせる時期ですが、私は早くからさせてあげるほうがいいと考えます。当然早くから始めると、親御さんへの金銭面・肉体面でも負担もあります。たとえばゴルフだと全国で大会が開かれるため、出場するとなると付き添いにもかなりの費用がかかります。
しかし、早いうちから競技に慣れ、練習経験や試合経験を積むことで、上達にも繋がります。どのスポーツでも、礼に始まり礼に終わるということを教わります。この習慣がつくことで、人への思いやりや感謝、あいさつの大切さも身につくので、これはお金や労力にかえがたいものとなるはずです!
何のスポーツが自分の子供に向いているのかわからないという方もおられると思いますが、そんな方は色んなスポーツをさせてあげてください。私の息子たちは野球でしたが、自分の子供がどのスポーツで開花するなんて、やってみないとわかりません。楽しんでスポーツに取り組めることが大切なので、噂ばかりを当てにせず、ぜひ実際に自分の目で見て良いと思ったものを選んでください!

NHKのとある番組で、こんな実験をしていました。
短距離普通に走って出した記録と、笑顔で走った場合を比べると、笑顔で走った方がいい記録が出たのです。やはり楽しみながらスポーツをしないと意味がないということがわかります。無理やりではなく、楽しみながらできるスポーツは何か子供と一緒に考えてみてください。

たとえば小学校でバスケットボールを始め、中学では名門の全国大会常連校に進みました。周りは凄いメンバーばかりで3年間補欠、ほとんど試合には出ることができませんでした。それはそれで思い出にもなりますが、親の気持ちを考えると、もう少しレベルを下げてでも、試合には出られるような高校に進んでほしいと思います。これはそれぞれの価値観によって考え方は違うので、一概に言えることではありません。ずっと補欠でも一流校で全国大会に出場することを優先したいのか、ランクを落としてレギュラーを確実に取れる高校に進みたいのか、子供自身が大切にしたいことを優先してあげてください。

長くなりましたが、私はスポーツをすることの大切さをお伝えしたいです!スポーツを経験することで、あいさつ・礼儀・思いやりなど、社会で生きていく上で大切なことを学ぶことができます。スポーツの経験で得たことを社会で活かして、活躍してくれる若者が多く出ることを願っています!

最近の若者は~という言葉をよく耳にします。たしかに少々遅刻があったり、あいさつはチーッス!だったりします。そういう若者でもしっかりしている方もいます。若者たちよ、大志を抱き、日本を今一度洗濯しないといけない時代がきていると思います!強固な日本をそんな若者たちの手で作ってほしい、という思いを込めて今回はスポーツのお話をさせていただきました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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