回転寿司チェーン店も値上げ
原料価格の高騰などの影響で、さまざまな物の値上げが続いています。
江崎グリコのポッキーは従来162円だったのが、1日より171円となります。エスビー食品のゴールデンカレー(198g 中辛)は従来308円だったのが、1日より339円になります。プリマハムの香薫あらびきポーク2個束は従来398円から1日より418円になります。これだけ値上げが続くと、少しの値上げでも大きく響いてきます。
くら寿司では創業当時から看板としてきた「100円ずし」がなくなり、税込み110円のお寿司が115円に値上げとなります。一方で、220円で提供している「いくら軍艦」などの商品は、税込み165円に値下げになるとのことです。
他の回転寿司チェーンでは、はま寿司が6月に平日一皿90円の提供を終了し、スシローもくら寿司と同様、10月1日より100円ずしを終了し、税込み120円に値上げすると発表しています。
あらゆるところで原料価格高騰の影響が広がっています。それに加えて、急激に進む「円安」も値上げに追い打ちをかけているようです。食料品の値上げは今年に入って累計2万品目超となっています。そして10月の値上げ予定が最多です。値上げのピークは10月といわれていますが、電気代や食用油などの価格の高止まりは続いていて、断続的な値上げが今後も続く可能性があるとしています。日本インフォメーションが実施した「2022年の値上げに関する意識・行動調査」によると、日常生活で物・サービスの値上げを実感している人は約8割にも達したことがわかっています。
毎日利用するスーパーで値上げを実感する日々ですが、逆に最近は不必要なものを買わずにすんでいるなとも思います。これからコロナも少しずつ落ち着いていき、訪日観光客も戻ってくるなど、景気が上向きになるようなことに繋がるよう祈ります。
少しずつ涼しくなってきて、待ち遠しかった秋の訪れを感じます。季節の変わり目、体調にはくれぐれもお気を付けください。
日テレNEWS 看板「100円ずし」消滅…くら寿司、10月からの値上げ発表
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