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外と中の気温差で起こること

梅雨が明けうだるような暑さが連日続いていますね。みなさま、体調を崩されていませんか?この時期、暑い屋外と冷えた室内の気温差で自律神経が乱れ、体調を崩しやすいといいます。気温差で自律神経が乱れる原因と、調整方法がわかりやすくまとめられているニュースがありましたので、共有いたします!少しでも参考にしていただければ幸いです。

自律神経とは

自律神経は、私たちの意思とは関係なく、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するため、24時間365日、休むことなくはたらき続けています。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つあり、交感神経には活動や緊張させるはたらきがあり、副交感神経には休息やリラックスさせるはたらきがあります。それぞれ違ったはたらきをするため、活動ごとに切り替わっているのです。たとえば運動時には心拍数が増え、血管が収縮し、血圧が上がりますが、これは交感神経のはたらきによるものです。逆に家でくつろいでいるときは心拍数が減り、血管が緩み、血圧も下がります。これは副交感神経のはたらきによるものです。簡単にいうと交感神経はアクセルで副交感神経はブレーキです。

脳波のイラスト

自律神経の切り替わり

暑い場所にいるとき、副交感神経は心臓の拍動をゆっくりにして発熱をおさえ、体温が上昇しないようにします。それでもさらに暑くなると、交感神経のはたらきが優位となり発汗を促し、汗の蒸散により体温を下げます。

暑い場所から冷房の効いた部屋に入ると、交感神経のはたらきで、血管が収縮し、体を温めようと心拍数が増えます。しかし、再び暑い場所に行くと、副交感神経が優位となり心拍数を抑えます。

このように、2つの自律神経はバランスを取りながら体調を保とうとしますが、暑い日に外と中を行き来すると、自律神経の切り替えが追いつかなくなり、自律神経が疲れてしまい、体調を崩したり疲れ気味になったりと体に不調をきたすのです。

副交感神経を調整する

紫外線を浴びたり、暑さによるストレス、スマートフォンを見続けることは、交感神経が優位になる要因だとされています。交感神経が優位になり続けると、エネルギー消費が増え、疲れやだるさ、頭痛、食欲不振、下痢など不調の原因になります。なので、副交感神経のはたらきを促す習慣を取り入れましょう。

副交感神経はリラックスすると優位になるので、効果があるのは「深い呼吸を繰り返すこと」です。

長く息を吐くことにより、副交感神経のはたらきがよくなり、過度の緊張を緩めることができます。

また、体をひねるストレッチをすることで、腸が刺激され自律神経が整うことに繋がります。

猛暑が続くと熱中症だけでなく、自律神経の乱れにも注意が必要です!みなさまー!くれぐれもご自愛ください!

 

 

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