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新型コロナウイルス関連の倒産

2021年12月17日時点で、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産は全国に2,539件確認されています。「新型コロナウイルス関連倒産」とは、原則新型コロナウイルスが倒産の要因(主因または一要因)となったことを、当事者または代理人(弁護士)が認め、法的整理または事業停止(弁護士に事後処理を一任)となったケースの倒産を対象としています。

具体的には、法的整理2,358件、事業停止181件です。※銀行取引停止処分は対象外、また、負債1,000万円未満および個人事業主を含む件数です。

1億円未満の小規模倒産が1,482件(構成比58.4%)を占め、負債100億円以上の大型倒産は5件(0.2%)にとどまっています。

新型コロナウイルス関連倒産 月別発生件数の推移

2020年11月の第3波と年末年始の需要消失、そして年明けの緊急事態宣言などの影響により、今年3月以降に倒産件数が急増していることがわかります。

引用:帝国データバンク「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査

第5波の影響が大きかった9月の倒産発生件数は179件と最多となりました。

業種別倒産件数

業種別にみると、「飲食店」が426件と最も多く、その次に「建設・工事業」272件、「食品卸」132件、「ホテル・旅館」117件と続いています。

引用:帝国データバンク「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査

製造・卸・小売を合計した件数は、「食品」278件、「アパレル」210件です。

ホテル・旅館・旅行業・観光バス・土産物店などの「観光関連事業者」の倒産は217件です。

都道府県別 新型コロナウイルス関連倒産件数

全国での新型コロナウイルス関連倒産は2,539件確認されています。

引用:帝国データバンク「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査

東京523件、大阪261件、神奈川152件、福岡132件の順で、東京と大阪で全体の30.9%占めています。

新型コロナウイルス感染者が減少してきたと思えば、新たな変異株が確認されたりと、まだまだ新型コロナウイルスの収束は見えない状況です。しかし今は「人流制限」よりも 経済回復のための動きが重要だと思います!ただし、感染対策は忘れずに、です。特に今は寒い時期なのでつい換気を怠りがちですが、定期的に外の空気と中の空気の入れ替えをしましょう!

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